2005年09月

アートカフェの完成形。

初めてそのカフェに出会ったとき、俺は安心感に覆われた気がする。

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だって、俺がやりたい運営方法にとてもよく似ていたからね。
だからこのカフェと俺は気が合う。

それでもデザインやカラー、料理やコーヒーのスタイルは全く違う。
逆にそれがすごく魅力的でもあり、参考になるところでもある。

そう、全てはいいほうに。
カフェとの出会いに、無駄な出会いなどないのだから。

そしてこのカフェで、一番好きなとこ。それはキッチンの中から口笛が聞こえてくること。
単純な俺は、その口笛をバックに、踊って歌えるほど幸せな気分になれるのだ。

2番目は壁に飾られた現代アート。
定期的に入れ替わるのかは知らないが、今あるのはドイツの画家の作品。
カウンターでも、その画家の作品集などが見る事ができ、ここまでアートに関してテーマがしっかりしていると、やっぱり気持ちがいい。

カプリ島でカプチーノ

とにかく俺は感動したんだ。カプリ島でのエスプレッソ。そして2杯目はカプチーノ。

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やっぱり、コーヒーに関して言えば、イタリアは最高だよ。
今回またフィレンツェから旅は始まり、ローマ、ナポリ、カプリへと下ったコーヒー旅行。
みんなには悪いけど、今回カフェでの写真は殆ど撮っていない。
常に俺は、短パン、Tシャツ、ビーチサンダルのバカンススタイルで貫いたためだ。
カメラはめったに持ち歩かなかった。ただ、コーヒーとイタリアの景色を楽しみたかったのだ。

この写真は、カプリ島のバールでエスプレッソをオーダーしたときの写真。
「うまい」の一言で始まって。俺はカプチーノを追加してしまった。
とにかく、うまいのだ。豆の品質はもちろん、コーヒー文化が成り立ってるために回転率も高く、それによって鮮度は常に保たれている。
そして水、空気、エスプレッソマシーン、テクニック、全ての条件を満たしている。

だから、うまいのだ。

もちろんテクニックは人によって差はあるが、イタリアでまずいコーヒーを淹れるバリスタに、俺は遭遇したことがない。どこに行っても、「うまい」という言葉が出てしまう。

その中でも、今回の旅で一番うまかったバールは、フィレンツェの「Gilli」
ここは2回目だったんだけど、あのカプチーノは本当にうまかった。
俺は、黙ってバリスタの後姿を見た。一切の無駄がない動きでつくるフォームドミルクは真珠のように繊細で、滑らかな光を発していた。間違いなく、あれは最高のカプチーノだったんだ。

俺にもできるだろうか・・。今日、やってみた。
できた気がした。今までとは違ったのは確かだ。
いや、まだまだだけど、俺はマスターしてみせる。
本物の味を知ってしまったから。俺は、あの味を手に入れる。

まぁ、そんな感じでイタリアのコーヒーは素晴らしいってことだ。
このお金持ちで溢れる観光地のカプリ島でさえ、1ユーロでエスプレッソが飲める。
どっかの駅前なら、1ユーロでカプチーノさえ飲めてしまうのだ。

ちなみにね、パリでは5ユーロだしても、まずいカプチーノしか飲めませんから気をつけて。
あるカフェでは、「カプチーノ」をオーダーすると、エスプレッソに山盛りの生クリームをクネクネ盛ってカプチーノとするところもあった。エスプレッソの味は死んで、甘ったるいだけだ。
パリでは、エスプレッソかカフェクリームをオーダーしよう。それにクロワッサン。最高だ。

俺は目指すよ。
イタリアのコーヒーと。パリのクロワッサン。スイスのチョコレート。
感動の詰まった、マカリーズカフェを。




キャバレー・ヴォルテール仲間

ダダイズム発祥の地、キャバレー・ボルテール。その近所には仲間と思われるカフェもあるのだ。
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そんなことを意識してるのか、してないのか、いつも客が溢れている。
ここもまたキレイな女の人が運営していて、いくら女性に厳しい俺でもついつい足を運んでしまうのだ。そして目が合った瞬間、彼女は俺に駆け寄りオーダーをきく。
俺は「いつもの」と言いたいとこだけど、やっぱ男は丁寧に「カプチーノ」

料理も家庭の手作り感があって、心が安らぐ。日曜日のパパの幸せな気分だ。

多重人格障害と多重人格カフェ

爽やかなテラスを抜けて明るい店内。だけど奥には暗闇の空間が広がる。。

913.jpg そう、そこは2面性を特徴とするカフェのカタチ。
 これは日本でもよく見られる形態だとは思うんだけど、こっちではめずらしいほうだ。
 この店の場合は、はっきりと「明」と「暗」に分かれていて、俺は迷わずその境界線に座った。
前を見ていれば明るい気分になれる。
後ろをみれば暗い気分になる。俺の性格は単純だ、そうやってしばらく楽しんだ。

だけどしばらくして暗闇の空間にも慣れた俺は別の事を考え始めた。
すぐそこに明るい世界があるのなら、思い切って暗い世界を味わうこともおもしろいんじゃないかって。
人生たまにはどん底に落ち込んで、顔はやつれて、金も全て失って、電気も止められて、そんな経験があってもいいじゃないか。だけど大抵の人はなるべくその道は避けたいだろう。

俺は決してマゾではないが、そんな経験なんて何度もあるさ。
それは長いトンネルのようで、絶対に出口があるはずなのになかなか光が差し込まない世界。
でも、そのトンネルを潜ってきた人こそが、真の「光」を手にすることができる気がする。

そんな疑似体験をするには俺くらいのテクニックが必要なんだけど
思い切って視覚による感情の変化を楽しむのもいいだろう。



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後は、君の感性に委ねる。

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