2005年09月

Rene Magritteの青とカフェの味

美術館で待ち合わせ。ついに俺の夢が叶った日。

f889-magritte%7ELa-Grande-Famille-1963.jpg


そんなわけで「Rene Magritte」の個展に行ってきました。
時間より少し早く着いた俺は、カフェに入って小説の続きを読むことにした。自然だが。。
そしてカプチーノ。んー、Magritteの絵を目前にして、ゆったりカフェは最高な気分。

そして無事に会うことが出来た俺達は、そのガラス張りの大きな扉を開けて美術館の中へ。
「パリの空」
俺にはMagritteの絵に広がる空が、パリの空に見えたんだ。
彼はシュルレアリズムの画家。その他のことは殆ど知らない。だけど、絵から彼の人間ってのが内面的から広がって最後は全てがイメージできるような、そんな絵画だと思った。
個人的にもその色使いがとても素晴らしいと思ったし、とくに「青」については俺の狭い衝撃ゾーンの真ん中をいくような、とても素晴らしい「青」だったのだ。

ゆっくりそんな絵画たちに癒された俺達は、次にカフェに向かった。自然のながれ。。
彼女がよく行くというカフェ。そこは天使がウヨウヨ、いや華麗に飛び交っているカフェだった。
バリスタも若い女の子で、俺の「かわいいバリスタが好き!」シリーズにいつか登場させたいようなバリスタ達でした。味は普通だけど、カップがとても大きくて驚いた。これだからオリジナリティを持ってるカフェは素晴らしい。
俺は、さっきの「青」を余韻に楽しみながら、一杯のコーヒーを飲みきった。

仕事前のキャバレーヴォルテール

今日は午後出勤だったので、朝はキャバレーヴォルテールでカフェタイム。

img20050924.jpg


ここはキャバレーヴォルテールの小さなカウンター。
いつも背の高い美人なバリスタが珈琲淹れてくれます。セクシー&ナチュラルスイス人だろう。
俺は常連客だから、店に入っただけで「エスプレッソ?」って聞かれます。
それにドイツ語わからない俺に対して英語で挨拶してくれるから嬉しい。
お互いもっと英語話せたら、いろいろ話したいことたくさんあるんだけどね。

でもとにかくこの場所に通えることと、ここでエスプレッソが飲めることは本当に素晴らしい。
だからしばらくはチューリヒから離れたくありません。

そして仕事前にヴォルテールでエスプレッソ飲んだ俺は、やっぱり一日中テンション高めだった。やる気というか、そんなんじゃなくて、ただ興奮してただけです。
すみません。

俺の目標はキャバレーヴォルテールに通いつめて、いつかあの美人なバリスタさんの名前を聞いて、店に入ったら「hi ○○○」って名前で呼んでみたい。
あぁ、無理だな。結構年上だし、人種の壁がありそうな人だしな。
早くまたブライアン来てくれねーかな。そしたらまずブライに仲良くなってもらえれば俺も入り込みやすいし。
別に友達利用するわけじゃないんだ。協力っていうか、なんというか。
それに別に俺は彼女に惚れてるわけじゃないし、ただヴォルテールの客としてもっと認められたいだけなのだ。
だって俺は心からDADAが好きで、このキャバレーヴォルテールが好きなのだから。

そういえばベンズカフェでもそうだったな。ブライアンはスタッフみんなと仲良しだったけど、俺はいつもカプチーノ飲むだけで満足だった。話しかけなれるとやたらに緊張してしまって、自分の顔が赤くなるのもわかったくらいだ。そう、俺はシャイなんだ。
でもブライは俺のことシャイと認めない。まぁ、俺は慣れてしまえばシャイの面影もなくなるような単純な性格なのだ、仕方がない。

だからきっと馴染んだものは自分にとって無くてはならないものになるんだと思う。
俺にとってなくてはならないもの。コーヒーとニコンと君達だ。

そして今はキャバレーヴォルテール。

DADAとスウォッチが手を組んだ

dada_2.jpg俺はいつものように旧市街を歩き、その場所に向かった。

「 Cabaret Voltaire 」

3週間ぶりのその場所は前回来たときと空気が少し違って感じた。ん、何かが違うと、息を呑んで入り込んだ俺。
そこはDADAの世界だったのだ。

1916年、2月5日にトリスタン・ツァラがDADA宣言をしたこの場所。
そしてここは今、新しい旋風を巻き起こそうとしているに違いなかった。

DADAとSWATCHが手を組んで、新しいアートは始まっている。

みんなこれ買ってください。
この売り上げはDADAの新しい施設、活動のための運営資金になるそうです。

そしてこの時計にはツァラが気ままに作った数字が刻みこまれていて、
それは2個と同じものがない。
これを持った瞬間に、君もDADAISTになれるのだ。もちろん俺は買った、だって自称DADAISTだからね。

dada_traces_2.jpgまぁ、宣伝はこの辺にしといておこう。
俺はDADAの回し者でも何でもないし、ねずみこの職歴もないのだから。

俺は、いつものようにヴォルテールのカフェでエスプレッソをオーダーした。
そしてその薄いエスプレッソが俺の口に入る頃、向こう側にいた客達が騒ぎ出した。
見るからにアーティストらしい斬新な格好の彼らは、意味のない言葉を意味のないリズムのようなものにのせて声に出し、そして魂そのものを訴えていた。

これはまさにDADAの原点であり、ここキャバレーヴォルテールの本来の姿なのだと思った。
いいもの見せてもらったよ。
おかげで今夜も、いいDADA現象が起きそうだ。

パリの夜景と珈琲文化

世界で一番ロマンチックな夜を過ごせる街。

909080.jpg


そう思って頑張ってみた。
確かにパリはどう見たってロマン主義が造り上げた街で、そして文化なんだ。
写実主義が追い出されるのも無理はない。

俺はいつも以上に優しい気持ちでその文化に触れてみることにした。
パリのカフェでカフェオレとクロワッサンを食べ、コンコルド広場でまったりして、
ルーヴル美術館の前で読書して(入ってしまったら観光客だし、既に行った事があった)
それに地下鉄で淡々と移動を繰り返す。
昼食にはガレットを食べ、トリスタン・ツァラ、マン・レイの墓参りをする。
夕方になれば、リヨンのカフェで薄いエスプレッソを飲みながら、待ち人を待つ。
セーヌ川沿いを散歩しながら、観光ボートの目を避けて何度かキスをするんだ。
夜になったら適当なレストランに入って適当に食べる。
何も気取らないし、何もケチることもない。
外に出ればエッフェル塔は既に電飾をの光を放っていて、チカチカ眩しいが、それでも確かにうっとりしてしまう単純な心って奴。それならそれで逆らう必要もなく呆然と眺める。

「今夜は最高だ。」

食後に飲んだエスプレッソのモルヒネを最大限に意識してしまえば、エッフェル塔に登る恐怖心なんて、1人でホラー映画を観るときの優越感より果てしなく恐怖だ。

だから俺は足を竦めて外を見る。この世界に満ち溢れる恐怖を受け入れるのだ。
恐怖は次第に意味を失い、ただの人口的に作られた恐怖だと感じてしまえば、後はロマン的思考が勝手に次の感覚に導いてくれる。

言葉では言いようがないほどの世界へ。

その瞬間、俺はパリの夜景全てをコーヒーに溶かして味わうことができる。

俺が決めたルール。
「一杯のコーヒーをどれだけ楽しめるかが勝負。」

その夜は、完璧な勝利を収めたに違いない。

パリの思い出。

始めてパリに行ったのは、23歳のときだった。

90909.jpg


そして24歳になった俺は、再びパリにやってきていたのだ。
おいしい料理を食べるためにね。

一週間ほどの滞在で、食べたもの。
中華料理、 3食。日本料理 、3食。ジャンクフード、1食。生牡蠣、1食。オムレツ、1食。プレサノ、1食。クレープ、1食。ガレット、1食。後は忘れた。

中華調理は、マーボー豆腐とエビチリとエビカレー(中華風)
日本料理は、焼き鳥と焼き魚と煮込みうどん。

食べたいものがいっぱいだった。

コーヒーも、もちろんたくさん飲んだけど。一番おいしかったのはラバッツァのエスプレッソ。
パリのカフェを諦めてイタリアブランドに頼ったほうが正解だったのだ。
もちろん俺の好みのせいもあるだろうけど、しかしラバッツァはうまかった。

次回は「パリの夜景とコーヒー文化」です。
livedoor プロフィール
カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ