BAR INFINITO

チューリヒのバーンホフ・ストラッセから一本曲がった道沿いに位置する経済都市らしいカフェ・バー
786.jpg

全面ガラス張りで外からでも中の広さは充分伝わるが、一歩店内へ入るとその視界の明るさに圧倒されるであろう。

ずっしりと重く伸びたバーカウンター。その中央に位置する高級感溢れるエスプレッソマシーン。ここは正に、チューリヒ的、イタリアンバールである。

その証に、エスプレッソマシーンの横には、何種類もの珈琲豆が入れられたグリンダーが並んでいて、ほとんどがイタリアンブランドのものだ。まぁ、たぶん直営店か何かだろう。

でも「illyコレクション」のカップでカプチーノを飲めるのは、illyファンには嬉しいことだと思う。

日本でも去年、東京にイリープロデュースのイタリアンバールが登場した。
その店舗デザインは「ジョルジオ・アルマーニ」全世界の店舗の設計を担当する、クラウディオ・シルベストリン氏によるものだが、もしかするとこの店も彼の設計によるものなのかもしれない。その空間を贅沢に、そして疲れない優しい色調、質感のデザインは、この店にも充分満ちているからだ。

ホント、こういう場所は使い方を選ばず、そして行く度にまたスタイルを選ぶことができる。
それはカフェの最大の楽しみ方のヒトツかもしれない。

ソファーで本を読む者。丸いテーブルを囲んで雑談を楽しむ者。
バーカウンターに座り、バリスタのかわいい女の子に話しかける者。
昼間からテラスでビール片手に太陽に酔いしれてる者。。。。と様々である。

今年、イギリスのとある企業が215の都市の「生活水準」の調査結果を発表し、一位になったのが此処「チューリヒ」。
つまり、世界一住むのに適した場所と評価されたのだ。

その理由に、こういったカフェが多くあるのも、大きく関係したことは言うまでもない。
俺が、チューリヒのカフェ文化の可能性の見出したずっと前に、もう充分世界的に認められているってわけだ。

後は、君の感性に委ねよう・・。

カフェ調査復活第一店目

復活っていうか具体的に紹介するのは多分始めてですが、これから頑張ります。
a31.jpg

このカフェは、俺にとって今2番目にエナジーを得ることができる場所だ。(一番は次回紹介)

スイスらしいエスプレッソマシーンがあるバーカウンターの横には、壁一面に大きな絵がある。
これは、マルセイユ・ヤンコの「Cabaret Voltaire」という作品だ。
トリスタン・ツァラが、カフェで偶然、「DADA」を発見し「ダダイズム」を起こした1916年に描かれたもの。

マルセイユ・ヤンコは「チューリヒダダ」の主要な「ダダイスト」だ。
そして彼は、その活動拠点となった世界史上最も危険で儚い「キャバレー・ヴォルテール」を描いた。

そんな作品を正面から観ながらカプチーノが飲める。

「1916年」 俺が描くストーリーも、ここから始まっていく。


そしてこのカフェ・バーの名前は  「DADA」  。

フィレンツェ調査

F033_1.jpg


不倫旅行をフィレンツェで過ごす二人を調査した。

ガイドブックに大きく載っている、広場を眺めるカフェレストラン。
君達は今、フィレンツェの空気に酔いしれている。
ただちに洗礼を受け、この場で踊り始めなさい・・・。
そんな俺の心の忠告を無視するかのように、食事を楽しむ二人。

男は笑顔が爽やかで、女に時々優しい視線を送る。
それでもきっと心の奥底では、Sの血が騒いでるに違いない。

女はブランドで身を固め、大人ぶった表情で冷静に男の視線を受け止める。
それでもきっと、中身はただのガキで、夜になれば子猫のように鳴きわめくであろう。

それでも、ここの空気はそれを優しく丸め込み、二人を片手で祝福しているかのようだ。

俺は思った。
愛するという事は、一杯のカプチーノを淹れる気持ちと同じ。
愛されるという事は、一杯のカプチーノを飲む気持ちと同じ。
livedoor プロフィール
カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ